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2006-11-11 18:28 | カテゴリ:飼い主の生活

さて、忘れる前に講演の内容と感想を書き留めます。
最近激しく忘れっぽいので、ちゃんと書いておかないとあっという間に忘れてしまいます(苦笑)
長くなるかもしれないので、何回かに分けましょう。


あ、ちなみに私は特に思い入れがある宗教はありません。
正月には神社に参り、クリスマスにはちゃっかりケーキを食べ、葬式は仏式、という典型的日本人です。でも、仏教哲学や、神道のアニミズム的な要素、各国の文化との関連には興味ありますね。あと、チベットについて言えば、その歴史、自然、ダライ・ラマの非暴力主義なんかに興味があります。


さて、今回の講演のタイトルは「やさしい心-健康と幸福の鍵」
料金はアリーナ7000円、マス席(指定)と自由席が5000円。結構しますが利益分は一切チャージされていないそう。


会場は5000人収容だったそうですが、8-9割位の入りでしょうか?昨日も書きましたが、比較的若い人(20-30代)の方も多く、ぱっと見幅広い層の方がこられてる感じ。男女比では女性の方が多かったようで7割くらいかな。


講演開始10分ほど前に司会の木内みどりさんから先に行われた広島での平和会議について簡単に報告&講演に際しての注意事項など説明。なんとこの時点でまだご本人は到着していないそうです。到着次第車から直接壇上に向かうとのこと。中国との関係もありますし、セキュリティの問題でしょうか。


予定時間を5分ほど過ぎたところで、いよいよご本人到着の知らせ。
観音菩薩の生まれ変わりとはどんな人なんでしょうか・・・


演壇の端に赤と黄の法衣に身を包んだダライ・ラマ法王14世の姿が現れると、会場の人たちが次々に立ち上がって拍手。
お、何だこの熱気は??私も立たなきゃいけないかな?と思いながらとりあえず立って拍手。
ニコニコと会場に片手を振り、もう片方の手を目の上にかざしながら現れた法王は、まず演壇の背後にかけられた巨大なタンカ(チベットの仏画)に手を合わせ、会場に向かってジェスチャーで座るように合図し、用意された低めのいすに座禅を組んで座る。


長い沈黙・・・


会場も沈黙。


そしておもむろに法王が何事かを話始める。お~、これがチベット語かぁ。これまで聞いたどの言葉とも違う響き。それに、ダライ・ラマってこんな声してるんだなぁ。ちょっと耳にざらつく、だみ声の低めの声。きっと染み渡るようなきれいな声をしてるはずって勝手に思ってたので、ちょっと意外。これからチベット語の通訳が入るんだなぁなんて思ってたら、「あれ?英語になった?」。


「今日は英語の分かる方もたくさんいらっしゃるようなので、英語で話します。得意ではないので下手な英語ですし、歳を重ねるにつれ私の英語も古びてきましたが、この方が皆さんに直接語りかけられる」と法王。確かに流暢とは言いがたいけど、ストレートで分かりやすい英語。でも、チベット訛りなのかな?ちょっと聞きづらいところもかなり^^;まあ、私も英語得意ではないのでこれがアメリカ人だったりしたらもっと分からなかったな、きっと。


英語で講演をしていただいたおかげで、多くの外国人オーディエンス(本当はラジオで英語の同時通訳を聞けることになってた)や、英語の分かる日本人の方はリアルタイムで法王のお話を理解することができ、法王のジョークに笑ったり、感銘を受けて拍手したりと、お話される法王にとっても会場の反応が分かってやりやすかったのではないでしょうか?


講演のスタイルは20分ほど法王がお話してから、通訳が一気に訳すというやり方。とても優秀な通訳の方でほぼ一言一句間違えず完璧に通訳されるのには本当に感心したけど、もっと細かく区切って通訳してくれればいいのになぁとも思いました。通訳が入るまでの時間があまりに長く、ほとんどの日本人にはチンプンカンプン。ふか~い眠りについておられるオーディエンスも多く、気の毒だった。でも、講演者が講演者だけに、話遮るのは難しいだろうな、きっと・・・。

講演が始まって間もなく、懐からおもむろに取り出したのは法衣と同じ色のサンバイザー。私、「これが噂の・・・」と心の中ででニヤリ。ニコニコと会場の反応を確かめながらかぶる法王。当然のことながら、きれいに輝く頭がひょこりとつばの上からのぞき、その様子はとてもユーモラス。笑う会場。実はこれは照明がまぶしくて会場の人の顔が見えないから、みんなの顔をよくみたいという思いで用意したものだそうです。


日本のお坊さんは両手を組んで威厳たっぷりに静かにお話するのに対して、法王は結構落ち着きなく(笑)、始終体を揺らしながら話され、両手でせわしなくジェスチャーをするのが印象的でした。その姿は宗教的指導者というよりも政治家の印象(まあ、政治家ですけど)。通訳のながーい通訳の最中には懐からティッシュらしきものを出して大きな音を立てて鼻をかんだり、同じ(?)ものでメガネを拭いたり、サンバイザーを外して頭をかいてみたり、サイズ調節してみたり、会場を見渡してひょうきんに笑顔を振りまいてみたり、あくびをしたり・・・。観音菩薩の生まれ変わりっていうからには、ものすごいオーラのある、存在感たっぷりな人なんだろうなと想像していたダライ・ラマは、想像に反してとっても気さくな印象の方、意図的にされている部分もあるのかもしれませんが。お話の内容も分かりやすく、自分のジョークに自分で「ヘッヘッヘッ」と笑い、なんとなく田舎の小学校で皆から慕われている校長先生って印象。


ダライ・ラマはきっとなにかものすごいパワーを持っているだろうと考える人がいます。今日もそれを期待してこられた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それは全くのナンセンスです。ダライ・ラマも他の人と全く同じ人間です。怒りや恐怖心などの悪い感情を持っている点も皆さんと同じ。何か善きことができる可能性を持っているという点でも皆さんと全く同じなのです。


これは法王が講演の冒頭でお話された言葉。
親しみを感じさせつつ、奥深いメッセージを送られるところはさすが観音様でした。
講演の内容はまた後日~♪

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