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2006-09-30 17:19 | カテゴリ:飼い主の生活
ジャンル:小説・文学 テーマ:海外小説・翻訳本

先日見事一万ヒットを当てた(・・・というか当ててきた?)「宇宙に想いを馳せて」のRokujizouさん。
情緒あふれる中にところどころにギャグをちりばめた(笑)とても個性的な文章を書いてくれる私一押しの管理人さんなんですが・・・
一万ヒットのお礼にRokujizouさんのことをブログに書きますと宣言したら「恥ずかしい、困るぅ」なんてかわいらしいことを仰る。
う~ん、残念。
でもご本人が嫌がってるのに無理やり書くわけにもいかないので、今日は山男で夢追い人のRokujizouさんにぴったりの私のお気に入りの一冊をご紹介します♪








セブン・イヤーズ・イン・チベット―チベットの7年 セブン・イヤーズ・イン・チベット―チベットの7年
ハインリヒ ハラー (1997/11)
角川書店

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ブラッド・ピットの映画でご存知の方も多いかと思いますが、映画ははっきり言って駄作でした。
私は本の方を先に読んで、その後映画を観たので「先に本読んでてよかった~」と心から思いました。


作者はオーストリア人の登山家ハインリヒ・ハラー。
ヒマラヤ遠征隊の一員として1939年の遠征直後、ヨーロッパへの帰路第二次世界大戦が勃発。インドで戦争捕虜になった後、チベットに脱走、ダライラマの個人教師となります。


まずは逃亡~チベットへの密入国という冒険物語。当時鎖国政策を敷いているチベット国内をヨーロッパ人が旅をするのは至難の業。大自然の中知恵と体力で乗り越え、山を歩き回り、6千メートル級の峠を越えて、2年もの歳月をかけて「禁断の都」ラサにたどり着きます。


次に聖都ラサでの生活。そこで見た、チベット仏教の世界、聖都の人々の暮らし、祭り、チベットの人々との交流・・・医療、土木工事、スポーツなどを通してチベットに貢献し、人々に受け入れられていきます。


そして、当時11歳のダライ・ラマ14世の個人教師として政府に委託されてからの少年活仏との交流・・・
活仏として何事も自分の自由にはならない生活を定められた少年ダライ・ラマ。活仏を心から崇拝する国民と、西洋の同年代の子供より自分は無知なのではないかと心配し必死に学ぼう、国民の期待に応えようと苦心する少年の対比。ごく普通の少年らしい好奇心や喜び。普通の親同様に子供を思いながらも、自分たちの思うようには手を差し伸べられない活仏の両親。。。
共産中国のチベット侵攻。ラサに残るか、逃亡するか苦悩する政府とダライ・ラマ
そしてチベットとの別れ・・・
ノーベル平和賞を受賞するに至る平和主義思想の基礎を作った少年時代の彼のリアルな姿が描かれています。


チベットの歴史、風土、仏教、ダライ・ラマ、現在も解決しない中国との関係を知る上で素晴らしい一冊です。
この本に描かれている美しい国がもう無いのかと思うと非情に残念です。
いつの日か地図上に「チベット」という国が再び記される日が来るといいなと切に願います。


ちなみに、「ダライ・ラマ14世」というワードは中国のネット検閲対象ワードになっているそうです。解決の日はまだ遠いのでしょうか。。。


以上、Tribute to Rokujizouでした~♪
お粗末さま^^


 

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