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2011-06-29 12:22 | カテゴリ:デグーの怪我と病気
ジャンル:ペット テーマ:★デグー★Degu★
すーちゃんの闘病記、最終回です。
前回の内容はこちらをご覧ください。


6月12日(日)

今日も生きていてくれました。

すくいあげて、膝に乗せて、朝ごはん。
ほんの数日前までは、動きが素早くて、
手で捕まえるなんてできなかったけど、
今では、されるがまま、あっさり捕まります。
手のひらに感じる重みも、すっかり軽く、頼りなくなってしまいました。


まず、大好きな乳酸菌サプリうさぎの乳酸菌を渡すと、
くるっと回れ右して、私の足の先まで移動してから食べる。
美味しいものは隠れて食べたいというのは相変わらず。
このサプリ、かなり固いのですが、全く問題なくポリポリ食べていました。
歯は最後まで丈夫だったんだなぁ。


介護食もいつもと同様、
お皿の端に両手をかけて、自分からすすんでせっせと食べていました。
段々体が弱ってきて、給水器の匂いをかぎにはいくけど、
自分から飲むことは滅多になくなっていたので、
この日のご飯は水分多めで作ってあげました。


食事が終わり、ケージに戻してやると、
まっすぐにペットナチュラルバーの下の、ヒーター設置の寝床へ。
寝床へ入ると、クルックルックルッピーと、ご機嫌で鳴きながら、
私の方を向いて寝転びました。
鼻と鼻を突き合わせて、仲間に挨拶するときの、あのさえずり声です。
長くお世話してきたけど、食後にこんな声で鳴くのははじめて。
ご飯が食べられて、満足した、嬉しかった、という雰囲気でした。


しかし、この直後、急激に状態悪化。
パクパクとした口呼吸が激しくなり、
呼吸毎のパッ、パッ、という音も大きくなりました。
そして、あっちを向いたり、こっちを向いたり、
腹ばいになったり、横向きになったりと、
頻繁に体勢を変えるようになりました。
苦しくて、少しでも楽な体勢を探していたようです。
体勢だけでなく、寝る場所も頻繁に変えて、
一番上のステージまで登っていったりもしていました。


朝、目薬ができなかったので、昼過ぎにトライ。
生タンポポの葉をあげると、ムシャムシャ食べ始めたので、
その隙に何とか点眼することができました。


13時頃、ご飯をあげようと呼んだけど、
近寄ってこなかったので断念。
すーちゃんのケースでは、いわゆるバリバリの強制給餌はしないと
最初から決めていたのです。
本人に食べたい意思があるなら、食べられるものを探してあげようと。


13時半頃、酸素ハウスのレンタルを決断し、東亜テクノに電話。
酸素ハウスのレンタルについては、かなり悩みました。
使うことに意味がないケースかもしれない。
使うことによって、苦しみの時間を長くしてしまうかもしれない。
でも、使えば楽に旅立てるのかもしれない。
数日悩んで、途中他社に問い合わせしたりもしたのですが、
在庫がなかったりでこの日に至り。
今から借りても意味ないかもしれない、間に合わないかもしれない、
でも、ダメだったら使わなければいいだけだから、
できる限りのことをしてみようと、このときにやっと決断できました。
東亜テクノさんは三重県の伊賀市にあるのですが、
「高速使って4時頃には持っていけると思います」と言ってもらえました。


15時半頃、すーちゃんはかなり体調が悪いらしく、
ハウスに引きこもっていましたが、
薬を溶かしたうさぎのバランスウォーターをスプーンですくい、 
口元に持っていくと、自分からペロペロと飲んでくれました。
少しでも薬が効いてくれるといいんだけど・・・


16時過ぎに酸素ハウス到着。
担当の方、デグーのことご存知でした!
なんでも週に3日くらい行く動物病院でデグーを飼っているらしい。
でも、このエリアで酸素ハウスをレンタルしたデグーは、
すーちゃんが一番最初だそうです。
機器の使い方について、詳しく説明してくださって、
万一ホースを齧って穴が開いてしまった場合は、そこからカットして、
カット部に先端パーツを付け直せばOKなど、
デグーならではの懸念事項も予め予測して教えてくれたり。
とても親切で、いかにも動物好きな雰囲気の漂ってくる方でした。
大変詳しい説明書も一緒に貸してくださったのですが、
「万一分からないことや問題があれば24時間いつでも電話してください」
と、心強いお言葉も。


こちらがレンタルしたテルコムの酸素ハウス。
各地域にある代理店を通してレンタルします。
愛知の場合は、先に書いた東亜テクノ

酸素ハウス 


右側が酸素濃縮器。
空気をコンプレッサーで圧縮して、ゼオライトが入った耐圧容器に送り、
酸素と窒素に分けて、濃縮された酸素をホースを通して送り出すという仕組み。
酸素ボンベが必要なく、連続的に使うことができます。
透明のホースを通して、左側にある酸素ハウスに酸素を送り込むと、
ハウスの中の酸素濃度は35%前後に保たれます。
濃度の高すぎる酸素を与えると、酸素中毒を起こし、
肺機能障害を起こし、呼吸困難などの症状が出るそうです。
ですから、安全な酸素濃度を維持できる、信頼できる機器を使うことが大切。
電気代は1kw/h 23円として計算すると、一日あたり154円だそうです。



ただ、目が見えなくなったすーちゃんを、
知らない場所に閉じ込めるのは抵抗がある。
ビニールなどで覆ったケージに酸素を引き込んで、
ケージ内の酸素濃度を上げようかと考えていると伝えると、
「それなら緑のホースを使ってください」とのアドバイス。
透明のホースを、緑のホースに付け替えると、
高濃度の酸素(90%だったかな?)が出るようになります。
これを鼻先2-3cmのところに向けてやれば、
吸い込む酸素は30%程度になるということでした。


というわけで、最初のうちは緑ホースで。

6.12酸素吸入中 

シューという、小さな音と、空気の流れを感じるので、
使い始めの頃は「いやっ」とそっぽを向いてしまっていましたが、
「近づくと楽になる」と学習したのか、
段々と自分からホースの近くに寄ってくるようになりました。


すーちゃんが移動したら、ホースが追っかけますw

追いかけます 


こんな感じで、16時半頃から、18時ごろまでは緑のホースを使いながら、
ほたるやきくちゃんと一緒のケージで過ごしました。
2匹は、最初の頃は「これ何?」と、ホース先端を甘噛みしていましたが、
食べられないと分かると、興味を示さなくなりました。


18時過ぎ、突然すーちゃんが寝床から走りだし、
ハウスの影へと逃げ込みました。
まいちゃんの時もそうだったけど、「その時」が来ると、
仲間に邪魔されないような物陰に隠れるんですよね。
よく猫は死に目を見せないっていうけど、デグーもそうなのかな。


「ああ、いよいよだな」と、覚悟を決めて、
すーちゃんをすくいあげ、酸素ハウスへ。
結果的に、これが最後の写真になりました。
手前にすーちゃんが寝ているの分かりますか?
アップしようかどうしようか悩んだ写真だけど、
精一杯がんばっている姿、皆さんに見ていただきましょう。

酸素ハウス使用中 

ナチュラルバーの下は、ピタリ適温というヒーターで温めてあります。
最初、ここにすーちゃんを入れたんだけど、
自分からナチュラルバーの横に出てきてしまい。
10分ほどそこで寝た後、写真の場所まで自分で移動してきました。
体全体で呼吸をして、「すーちゃん」と声をかけても、もうこっちを向きません。
前の扉に手が差し込める丸い窓があるので、
旦那と二人、そこから手を入れて体を撫でてやりながら、その時を待ちました。


18時半頃、キューと小さな声で一声鳴いた後に、全身が跳ねるような痙攣。
「ああ、もうすぐだ、多分2-3回もすれば・・・」と思ったのですが、
痙攣は思ったより長く、恐らく十数回続きました。
そして、また元の呼吸に。
その後15分ほどして、突然呼吸が止まり、
すーちゃんは、6歳1ヶ月19日の命を終えたのでした。
痙攣はあったけど、最後の瞬間は本当に穏やかで、
しかも、すーちゃんらしく潔い幕引きでした。


亡くなった直後、体重を測ると、143g。
最後の約3日で23gも落ちていました。
塗らした脱脂綿で、目やにで閉じた目を拭ってやると、
もう目やには出てこなくなっていました。
目薬、効いていたんだな。
左目はやっぱり開かなかったけど、右目は開くことができました。
すーちゃんのチャームポイントの、大きな耳はピンと立って、
表情も穏やかで、眠っているようでした。


綺麗な模様の菓子箱に、チモシーを敷き詰め、
ほたる、きくちゃんと一緒に使っていたフリースの布を敷き、
横向きに眠っているような、かわいいポーズをとらせて横たえました。
花をかざって、ペレットやオヤツ、
大好きだったチモシーの穂はブーケにして、
お腹が痛くならないように、乳酸菌を口元に添えて、
新たな旅立ちに向けて、すーちゃんの晴れ姿を仕上げました。


生前から、いつもまっすぐ前を向き、
何事にもよそみをせずにまっしぐらに向かう、
さっぱりとした性格の子でした。
最後の数週間の闘病も、そんなすーちゃんらしく、
まっすぐ前を向いて、全力を尽くし、潔く旅立ちました。


以上、かなり長くなりましたが、
時系列に、少し詳しく病状の推移を書きました。
病状の変化は本当に早かったです。
デグーにとって1時間がどれほど貴重なのか、
いざというとき、様子をみている暇はないということを、
お伝えできれば幸いに思います。


最後に、
すーちゃんありがとうね!
一緒にいられた時間、楽しかったよ。
最後の数週間、距離が一層近くなって嬉しかったよ。
すーちゃんが教えてくれたことを生かして、
家族のお世話がんばるよ!



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