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2006-05-22 23:12 | カテゴリ:飼い主の生活

なんだか新しい機能がついたみたいですね。本の紹介が簡単にできるようになったみたい。
早速使ってみようかな、ってことでGWに出かけた永平寺つながりで印象に残ったノンフィクション本を一冊ご紹介。


食う寝る坐る永平寺修行記

実はこの本、古本屋で100円で手に入れました。福井県にある有名な曹洞宗の総本山の永平寺での修行記。実は私、中学・高校は福井県で過ごしたので、時々街中で雲水さん(修行僧)を見かけることもあったりして、それでなんとなくこの古本を手にしてしまったのです。


読み始めるとこれが面白い。
禅寺での修行というと、静かな山奥で心穏やかに座禅を組み、悟りを開く・・・そんな世界を想像していましたが、世の中そんなに甘くないようで。


作者はデザイン事務所に勤めていた30歳のサラリーマン。社会生活につかれ、何もかもが煩わしくなり「そうだ出家しよう」とふと思いついたのが運の尽き、穏やかな瞑想の日々とは程遠い1年間を送る羽目になります。


永平寺では一人当たり畳一枚があてがわれ、その上で寝食、座禅全てを行う。トイレに行くにも、食事をするにも全ての行動に厳格な作法があり、古参雲水から徹底的にこれを叩き込まれる。覚えが悪いと古参雲水から罵倒され、殴る蹴るは当たり前の超体育会系の日々。修行に耐えられず脱走を試みる者まで出てきて、ほとんど軍隊の世界。古参僧侶達にも一癖も二癖もある変わり者がいたりして・・・。


と、想像を絶する修行生活が描かれています。でも、暴露本じゃあありませんよ。罵倒され、殴られ、必死になって追いついていこうとする中で、自分を覆っていた殻が一枚、二枚とはがれおち、真の自分がむき出しになったところで初めて見えてくるものがあるようです。
永平寺での生活、作法等についても詳しく描かれていて、とても勉強になりました。


読み終わったあとすがすがしい気分になって、自分ももうすこしがんばろうと思える、そんな1冊でした。

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